雪でスポーツする子供は、
命の温かさを知る大人になる。
雪の日には、色あせない記憶がある。
小学生だった私と友だちは、ふたりで雪まみれになって
ソリ遊びをしている。
どうしてか大人はいない。さらさらの雪が降っている。
自分の顔についた雪がスッととけていく感覚がある。
はぁはぁと、白い息が温かく、その熱で雪の結晶が
とけていくのがわかる。
友だちを見ると、耳が真っ赤に熱くなっている。
その白銀の世界では、自分と友だちの
体温だけがぬくもりだと気付く。そうか。
人の体には温かい血が通っているんだ。
知っていたはずのことが自分のなかで
突然リアルになる。
雪の日は不思議です。そんな子供の頃の記憶を、
大人になった今も
鮮やかに思い出させてくれる。
子供には、冬のスポーツの楽しさを知ってほしい。
優しくて厳しい自然の中でこそ、
自分の体温を実感できると思うから。
スポーツに感動できる人がたくさん住む国の
未来は明るいと、わたしたちは信じています。
こころを動かす体験をひとつでもたくさん、あなたに。
ゼビオグループすべての人間の仕事です。
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